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模様の描き方やCLIP STUDIO PANTの使い方をUPしています

ステッチブラシの作り方と使い方 CLIP STUDIO PAINT

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こんにちは!おきたきおです。

CLIP STUDIO PAINTでは自作のイラストをブラシにする事が出来ます。

ステッチブラシの作り方とベクターレイヤーを使った使い方をご紹介します。

 

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まずステッチブラシの先端形状を使います。

幅200px高さ480pxのキャンバスを作成します。

 

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直線ツールでステッチを描きます。

幅140、SHIFTキーを押しながら直線を引きます。

長さは大体360pxぐらいです。

 

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レイヤーの表現色をグレーにします。

 

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素材登録します。

今回は余白も一緒に登録したいので

全体を選択し

メニュー>素材登録>画像

ブラシ先端形状として登録にチェック

任意のフォルダに保存します。

 

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破線ブラシをコピーしてステッチブラシを作成します。

ツールプロパティー詳細を開き、先端形状をステッチに変えます。

まず、ステッチの先端形状を呼び出してから、破線の先端形状をごみ箱に捨てます。

その他のパラメーターはそのままで大丈夫です。

ストロークの設定がリボンになっているか確認してください。

 

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これでステッチブラシは完成です

出来たブラシをプリセットに登録します。

 

次にILLUSTRATER のようなベクター系ソフトのように、選択範囲に線種を適応する方法をご紹介します。

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まず選択範囲の素となるシルエットを作成します。

ここではカンタンに円ツールで直径360pxの正円を描いてみました。

極端に鋭角な部分が有ると、ステッチを添わせるのが難しいので気を付けてください。

色は白にしました。

後でステッチの作成に黒を使いますので、シルエットは見分けやすい明るい色で作成してください。

 

白を自動選択ツールで選択するか、

メニュー>レイヤ>レイヤーから選択範囲

で範囲選択します。

 

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この選択範囲を縁取りします。

新しいレイヤーを作成して

メニュー>編集>選択範囲を縁取り

2px 角を丸く

縁が出来ました。

 

 

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この縁をベクターレイヤーに変換します。

メニュー>レイヤー>レイヤーを変換>ベクターレイヤーに変換

 

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変換されたベクター線をオブジェクトツールでつかみます。

線幅を100に変更します。

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線幅が変更されました。

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ブラシ形状をステッチに変更します。

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ステッチにへんこうされました。

 

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線の終点の部分(赤丸部分)が汚くなっているので、線幅を変更して修正します。

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今回は線幅を89に変更しました。

これで完成です。

 

慣れると簡単ですので是非お試しください。