おきたきおのお絵かきTOPICs

模様の描き方やCLIP STUDIO PANTの使い方をUPしています

タータンチェック素材の作り方 CLIP STUDIO PAINT

クリスタでタータンチェックのシームレスパターンを作ります。
こちらはちょっとむずかしい(手数が多い)作り方になりますので、
素材作り初めてだよと言う方はまず基本のギンガムチェックの作り方をマスターしてください。

okita-kio.hatenablog.com

 

こういうものを作って素材として登録します。

 

では始めます。


新規キャンバスを作成します。
サイズは400px×400pxです。

 

新規レイヤーを作成し、赤で塗りつぶします。
その上に黒で塗りつぶしたレイヤーを作り、
変形【回転の中心】右【拡大率】縦100横50
で幅を半分にします。
黒のレイヤーを複製します。
もう一度変形しそれぞれ回転の中心を【上】で
【回転角90】
【回転角270】
で回転させます。
レイヤーの不透明度を80にします。
これでベースとなるギンガムチェックが出来ました。

 

これをデコレーションしてタータンチェックにします。
縦長になっている方の黒レイヤーを複製し
変形【回転の中心】中央【拡大率】縦100横6
で細長くします。
色を白にします。(ちなみに私はレイヤーカラーで管理してます)

 

白レイヤーを複製し色を黄色に変更します。
黄色レイヤーをSHIFTを押しながら左に20pxぐらい移動させます。

(矢印キーで移動させるとずれません)

 

もう一度黒レイヤーを複製し変形【回転の中心】左【拡大率】縦100横6
レイヤーカラーを青に変更します。
半分キャンバスからはみ出してしまっているので(多分バグです)
SHIFT右移動でキャンバスに収まるようにします。

 

出来上がった青、白、黄、のレイヤーをフォルダに入れてください。
フォルダを複製してふた揃えにしてください。
複製した方を変形【回転の中心】中央【回転角】90で横に倒します。
青が画面下端につくまでSHIFT移動させます。
(これSHIFT移動させずに回転で端に寄せる方法が有ったらそうしてください。
そちらの方がきれいだと思うので。私は見つけられませんでした。)

 

細いパーツのをフォルダから全部出して並べ直します。
下から黄色黄色白白青青の順に並べ直してください。

 

次、右側の細い黒パーツを作ります。

今までと同じ手順で幅50→8で作ってください。
縦横2本作ってください。
黄パーツの下に入れます。

最初の太い2本(ギンガムチェックの部分)の不透明度を50%にします。
完成です。

 

なのですが、あれですよね、ツイル調の斜めのテクスチャをつける方法が知りたいんですよね。
教えるのは簡単なのですが、ツイル調をつけて素材登録すると極端に縮小して配置した時にジラって汚くなるんですよね。
ですので、ここから先はあくまでもお好みで、使う用途に合わせてパターンのサイズを調整できる方のみお読みください。

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ツイル調のテクスチャーをつけるには
【グラデーションツール】【選択色と透明のストライプ】を使います。
これで斜め45の細ーいストライプを着けます。
この時左上の端と右下の端のストライプの幅が同じになるようにしてください。
そんなに神経質にならなくても良いですが、極端に違うとパターン化した時にそこだけ太さが違ってしまいます。

細いパーツを再度一つのフォルダに収めます。

ストライプレイヤーから選択範囲を作ります。
メニュー>レイヤーから選択範囲
出来た選択範囲で細いパーツをマスキングします。
フォルダにマスクを適応

最後に地のテクスチャを作ります。
選択範囲を反転し、
新しい黒の塗りつぶしレイヤーを作ります。
基準のストライプと一つずれたストライプが出来ます。
新しいストライプを細いパーツフォルダの下へ移動します。
透明度を調整してイイ感じに地の紋としてなじませます。

基準のストライプを非表示にします。

完成です!
お疲れ様です。

レイヤー構成はこうなります。

ちょっと大変ですが、出来ると最高にハッピーになれるので
挑戦してみてくださいね!

 

全部読んで無理だーめんどくせーと思われた方は

私の作った素材も有りますよ。どうぞご利用ください。

assets.clip-studio.com

【お知らせ】基本のパターンの作り方をもう一度記事にしました

基本のパターンについてもう一度、クリスタを使って作る方法で説明しなおしました。

だいぶ分かりやすくなったと思います。

カテゴリ【基本のパターンの作り方】にまとめましたので是非ご覧ください。

 

okita-kio.hatenablog.com

ギンガムチェックの作り方 CLIP STUDIO PAINT


こんなものが作れるようになります。

 


ギンガムチェックのパターンを作りながらCLIP STUDIO PAINTのパターン(継ぎ目のない模様)の基本の作り方を説明します。

なれれば1分で作れるようになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 


前準備としてツールプロパティーウインドウを表示しておいてください。

 


200×200で新規キャンバスを作成します。

メニュー>編集>塗りつぶし

で1色目を流し込みます。

今回は分かりやすく水色にしました。




水色レイヤーの上に新規レイヤーを作成します。

メニュー>編集>塗りつぶし

で2色目を流し込みます。

今回は黒にしました。




さてここからがポイントです。

変形で2色目の黒の幅を細くします。

メニュー>編集>変形>拡大縮小

ツールプロパティウィンドウが【変形設定編集中】になりますので

赤い枠【回転の中心】を【左】

青い枠【拡大率・横】を【50%】にします。




正しく変形されるとこういう見た目になります。



 

 

2色目レイヤーを複製します。

メニュー>レイヤー>レイヤーを複製

 

複製で出来たレイヤーを回転させます。

 

メニュー>編集>変形>拡大縮小

ツールプロパティウィンドウが【変形設定編集中】になりますので

赤い枠

【変形方法】を【回転】

【回転の中心】を【右】

青い枠【回転角】を【90.0】にします。





いまこうなっています。

 

 

2つの黒のレイヤーの不透明度を50%にします

 

現在のレイヤー構成はこうなっています。

レイヤーを結合します。

水色レイヤーと黒レイヤーの計3つのレイヤーを選択して

メニュー>選択中のレイヤーを結合

 


素材として登録します。

結合したレイヤーを選択し

メニュー>編集>素材登録>画像

名前を決めて

【タイリング】【上下左右】

お好きなフォルダに登録

(最初の一回は自分の素材フォルダを作成した方が良いです)




新規キャンバスを作成して素材ウィンドウから素材をドラックアンドドロップして流し込みます。

完成!

やったー!




色を変えればこんなカラフルにも出来ます。

お試しあれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボーダー(横縞)パターンの作り方 CLIP STUDIO PAINT

 



こんなものが作れるようになります。

 


横じまのパターンを作りながらCLIP STUDIO PAINTのパターン(継ぎ目のない模様)の基本の作り方を説明します。

なれれば1分で作れるようになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 


前準備としてツールプロパティーウインドウを表示しておいてください。

 


200×200で新規キャンバスを作成します。

メニュー>編集>塗りつぶし

で1色目を流し込みます。

今回は分かりやすく黄色にしました。




黄色レイヤーの上に新規レイヤーを作成します。

メニュー>編集>塗りつぶし

で2色目を流し込みます。

今回は黒にしました。




さてここからがポイントです。

変形で2色目の黒の幅を細くします。

メニュー>編集>変形>拡大縮小

ツールプロパティウィンドウが【変形設定編集中】になりますので

青い枠【回転の中心】を【下】

赤い枠【拡大率・縦】を【50%】にします。

 

正しく出来るとこんな見た目になります。


レイヤーを結合します。

黄色レイヤーと黒レイヤーを選択して

メニュー>選択中のレイヤーを結合

 

 


素材として登録します。

結合したレイヤーを選択し

メニュー>編集>素材登録>画像

名前を決めて

【タイリング】【上下左右】

お好きなフォルダに登録

(最初の一回は自分の素材フォルダを作成した方が良いです)




新規キャンバスを作成して素材ウィンドウから素材をドラックアンドドロップして流し込みます。

完成!

やったー!




色と幅(2色目の拡大率)を変えれば色々作れちゃいます。

お試しあれ!



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストライプ(縦縞)パターンの作り方 CLIP STUDIO PAINT

 

こんなものが作れるようになります。

 

縦じまのパターンを作りながらCLIP STUDIO PAINTのパターン(継ぎ目のない模様)の基本の作り方を説明します。

なれれば1分で作れるようになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

前準備としてツールプロパティーウインドウを表示しておいてください。

 

200×200で新規キャンバスを作成します。

メニュー>編集>塗りつぶし

で1色目を流し込みます。

今回は分かりやすくピンク色にしました。

 

ピンクレイヤーの上に新規レイヤーを作成します。

メニュー>編集>塗りつぶし

で2色目を流し込みます。

今回は黒にしました。

 

さてここからがポイントです。

変形で2色目の黒の幅を細くします。

メニュー>編集>変形>拡大縮小

ツールプロパティウィンドウが【変形設定編集中】になりますので

青い枠【回転の中心】を【左】

赤い枠【拡大率・横】を【50%】にします。

 

正しく変形されるとこういう見た目になります。

 

レイヤーを結合します。

ピンクレイヤーと黒レイヤーを選択して

メニュー>選択中のレイヤーを結合

 

素材として登録します。

結合したレイヤーを選択し

メニュー>編集>素材登録>画像

名前を決めて

【タイリング】【上下左右】

お好きなフォルダに登録

(最初の一回は自分の素材フォルダを作成した方が良いです)

 

新規キャンバスを作成して素材ウィンドウから素材をドラックアンドドロップして流し込みます。

完成!

やったー!

 

色と幅(2色目の拡大率)を変えれば色々作れちゃいます。

お試しあれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

水彩塗りの研究3 混色と重色 橙色のカラーチャート

橙×青の混色チャートを作りました。

重色は新しいレイヤーを乗算で重ねる。

混色はキャンバス上で色を混ぜる。

上2行、同じ色でもこんなに結果が変わります。

下2行はどちらも混色で、

明度と彩度をそれぞれ変えたもの。

彩度を下げると黒くなるのが分かるかと思います。

しかしまだまだ研究途上です。

作ってみて一番分かったことはこれはカラーチャートを作らないとだめだなということ。