おきたきおのお絵かきTOPICs

模様の描き方やCLIP STUDIO PANTの使い方をUPしています

和柄を描こう!⑤:全体から細部へ

スカートのデザインをします。 まず色を決めます。このへんはお任せなんですが、デザインを決めるときはざっくりした印象から決めて、細部を詰めていった方が上手くいくと私は思います。 色は赤と黒を使うと決めていましたが、実際に置いてみるとやはり強烈…

和柄を描こう!④:実際の作画

さて、お待たせしました。いよいよ作図です。 今回はのテーマは【いかに和柄を洋服になじませるか】にします。 要素としては ・キャラクターは曲線的なフォルムの女性 ・みんな大好き赤✕黒 ・洋服の方もわりとこったデザインにする ・ヘアスタイルも全体のデ…

和柄を描こう!⑥:描きこみ

細部を描きこみます。 今回は柄を全部手描きしました。 手描きにしたり、あえて版をずらしたりするのも単調さを回避する方法です。 和柄の時は特に【単調さ】の回避に心を砕くと上手くイラストとなじむと思います。 影を付けて、完成です。

おまけ:柄をイラストになじませる方法

柄をイラストになじませるには 以下の方法が考えられます。 ・線の幅をキャラクターより細くする ・線の色を変える、もしくは無くす ・実線を止める(点に変えるなど) ・地の色の彩度明度を落とす ・色数を調整する ・色味を変える(全体に淡くするなど) …

和柄を描こう!③ 和柄はなぜ洋服になじまないのか?

そろそろ和柄の作成に入りたいですが、その前にもう一つ「和柄はなぜ洋服になじまないのか」という話をさせてください。 一つは日本人が和柄を見ると和柄を見つけてしまうから。これはどうしようも無い。人が柄から受ける印象にはその人の記憶の歴史が詰まっ…

和柄を描こう!②:テンプレートの作図

ルート2は割り切れません。 そのためこれを用いて作図する時は桁を丸めます。 デジタルですからルート2の計算も出来ますし、大体のグラフィックソフトは小数点以下2桁まで指定出来ます。しかしキャラクターイラストにそこまでの厳密さは必要ありません。 そ…

和柄を描こう!日本の美とキャラクタ-デザインとの関係性を柄から読み解く。

キャラクタ-イラストで柄のある服を着せようとします。 一生懸命柄を描いて、いざイラストにしてみようとしたらなんだかイマイチ。 大変だったけど没だなー。 あーあ、柄なんか描かなきゃ良かったよ。 誰しも一度はそんな経験があるのでは無いでしょうか? …

和柄と大和比

今和柄に大和比を採用すれば美しいものが作れるのじゃないかと研究中です。 乞うご期待。

イラレで美しい青海波を作る方法

直径141mmの正円を描く。 パターン化する。 レンガ1/2 幅141mm 高さ50mm 重ね順 下が上 オフセットするなどして適宜中を作る。 完成^_^

タータンチェック素材の作り方 CLIP STUDIO PAINT

クリスタでタータンチェックのシームレスパターンを作ります。こちらはちょっとむずかしい(手数が多い)作り方になりますので、素材作り初めてだよと言う方はまず基本のギンガムチェックの作り方をマスターしてください。 okita-kio.hatenablog.com こうい…

【お知らせ】基本のパターンの作り方をもう一度記事にしました

基本のパターンについてもう一度、クリスタを使って作る方法で説明しなおしました。 だいぶ分かりやすくなったと思います。 カテゴリ【基本のパターンの作り方】にまとめましたので是非ご覧ください。 okita-kio.hatenablog.com

ギンガムチェックの作り方 CLIP STUDIO PAINT

こんなものが作れるようになります。 ギンガムチェックのパターンを作りながらCLIP STUDIO PAINTのパターン(継ぎ目のない模様)の基本の作り方を説明します。 なれれば1分で作れるようになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 前準備としてツールプ…

ボーダー(横縞)パターンの作り方 CLIP STUDIO PAINT

こんなものが作れるようになります。 横じまのパターンを作りながらCLIP STUDIO PAINTのパターン(継ぎ目のない模様)の基本の作り方を説明します。 なれれば1分で作れるようになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 前準備としてツールプロパティー…

ストライプ(縦縞)パターンの作り方 CLIP STUDIO PAINT

こんなものが作れるようになります。 縦じまのパターンを作りながらCLIP STUDIO PAINTのパターン(継ぎ目のない模様)の基本の作り方を説明します。 なれれば1分で作れるようになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。 前準備としてツールプロパティー…

【お知らせ】

カテゴリとタブの整理をしました。 過去の記事が読みやすくなりました。 特にPCの方ぜひこの機会の過去記事をごらんください。 カテゴリは記事のタイトルの下です。

水彩塗りの研究3 混色と重色 橙色のカラーチャート

橙×青の混色チャートを作りました。 重色は新しいレイヤーを乗算で重ねる。 混色はキャンバス上で色を混ぜる。 上2行、同じ色でもこんなに結果が変わります。 下2行はどちらも混色で、 明度と彩度をそれぞれ変えたもの。 彩度を下げると黒くなるのが分かるか…

水彩塗りの研究2 マスキング CLIP STUDIO PAINT

こういうものを作ります。 水彩でムラ塗りとなったらやはりマスキングが使いたくなります。デジタルはもちろんマスキングが出来ますし、それを編集することも出来ます。 今回は、なるべくアナログの使用感に近い方法でマスキングをする方法をご紹介します。 …

水彩塗りの研究⑬ おまけ

これで完成と思いましたが、最後に用紙を変更したくなったので、ワトソン紙っぽい感じに変えます。 そういうことも出来る。そう、デジタルならね。 用紙の色をクリーム色に変更して…… 完成です! お試しあれ!

水彩塗りの研究⑫ ハイライトを入れる

デジタルならハイライトも入れ放題。 そしてやり直し放題です。 気に入るまでやり直せます。 最高ですね。 ハイライト okita-kio.hatenablog.com

水彩塗りの研究⑪ 影色を足す

最後にデジタルっぽいことをしようと思います。 乗算で影色を載せます。 こういう強引な事が出来るのがデジタルの良いところ。 アナログにかなり近いと思うのですが、色が濁らないのでちょっと鮮やかですね。 お好みので影色の明度を少し下げても良いかも知…

水彩塗りの研究⑩ ファーを塗る 白を混ぜた塗り方

ファーは白を混ぜる塗り方をしてみようと思います。 アナログでは白を混ぜると被覆率が上がって、色のコントロールがしやすくなりますが透明水彩らしさが失われるのを嫌う方も多いですよね。 クリスタ水彩はデジタルなので、もちろん白が使えます。 そして、…

水彩塗りの研究⑨ 襟を塗る ブラシの合成モードによる違い

襟、ちょっと不透明にガッシュっぽく仕上げてみたいので合成モードをいろいろ試しました。 通常の方は若干タッチが残っていますが、透明度置換の方はしんでますね。 これはもう好みの問題だと思います。 私は乗算が好きです。 okita-kio.hatenablog.com

水彩塗りの研究⑧ 瞳を塗る 混色の方法いろいろ

瞳を塗って行きます。 まず下地を作ります。新規レイヤーを作成しミリペンで白目の部分に白を塗ります。 デジタルは白を塗れるんですねー。嘘っぽくなりすぎないように、若干(75ぐらい)レイヤーの不透明度を下げています。 さらに新規レイヤーを重ね、瞳を…

水彩塗りの研究⑦ 髪を塗る

こうなります。 髪も基本的には肌の塗り方と同じなのですが、デフォルトのウエット水彩ブラシだとちょっと塗りにくいんですね。 髪の毛みたいな細いパーツははみ出してしまうんです。 それはなぜかというと筆圧が死んでいるからです。 ブラシサイズのパラメ…

水彩塗りの研究⑥実際に肌を塗る CLIP STUDIO PAINT

実際に肌を塗っていきます。 まず色を置いていきます。 工夫したとは言え、ブラシの合成モードが乗算だとかなりビビッドに色が出ます。 塗ると言うより色を置いていく感じで。 色を置いたところ そしてぼかします。明るい部分は下地の白を生かす感じにすると…

水彩塗りの研究⑤ 色のチョイス

クリスタの水彩塗りでつまづくいちばんの原因は、すぐ色が黒く焦げたようになってしまうことだと思います。 しかし焦げを嫌いすぎると、透明感が損なわれ嘘っぽい「デジタルだなー」という感じの仕上がりになります。 そこでブラシの乗算設定を活かす方向で…

水彩塗りの研究④ 筆の設定2 ぼかし筆の設定

ぼかし筆は「質感残しなじませ」をそのまま使います。 ちょうど良い色割れでリアルな水筆の挙動に近いと思います。 okita-kio.hatenablog.com

水彩塗りの研究③ 筆の設定1 塗り筆の設定

水彩塗りのキモはおつゆ感をどう再現するかに有ると思います。 おつゆ感とはアナログ水彩用語で筆に水分をたっぷり含ませる、あるいは画面にたっぷりと水を乗せることによって絵の具が不均一に広がる挙動とその仕上がりのことです。 色々試してみましたが、…

水彩塗りの研究② 完成形

今回はこのようなものを作ります。 完成形 okita-kio.hatenablog.com

水彩塗りの研究① 序文 CLIP STUDIO PAINT

水彩塗りの研究① 序文 ずっと厚塗りというかコッテリとした透明度の低い塗り方をしてきたのですが、私の描きたいものはもしかしたら水彩塗りであっさり仕上げた方が合っているのではないかと考えました。 そこで改めて水彩塗りの研究をしてみました。 アドビ…