ファイルオブジェクトで背景を透明にする(用紙のレンダリングを切る)CLIP STUDIO PAINT
こんにちは!おきたきおです。
CLIP STUDIO PAINTではファイルオブジェクトという、ファイルの中にファイルを呼び出せる入れ子の機能が有りますが、なかなか癖が有って使いこなすのが難しいです。
ファイルオブジェクトとは図のように、CSPファイルの中に別のCSPファイルを入れ子に出来る機能です。
使いこなせるととても便利な機能なのですが、私も最初は使いこなせなくて手こずりました。
私が一番最初に引っかかったのは「用紙レンダリングの設定」です。
ファイルオブジェクトは呼び出した時用紙がレンダリングされている状態にになります。
これは入れ子元画像の方の用紙の設定を非表示にしていても関係なく入れ子先の画像でも表示されます。
これを解消して背景を透明な状態にするには、用紙のレンダリングを切ります。
現在のレイヤー構成はこうなっています。
用紙レンダリングの設定はツールプロパティのオブジェクト編集画面に有ります。
オブジェクトを編集中にするためには、オブジェクトツール(ショートカットO)でファイルオブジェクトをクリックします。
この設定でレンダリングのチェックを外せば用紙が表示されなくなります。
用紙がレンダリングされなくなり背景が透過された状態になります。