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模様の描き方やCLIP STUDIO PANTの使い方をUPしています

カラージッター機能を利用して肌の透明感を出す CLIP STUDIO PAINT

こんにちは!おききおです。

CLIP STUDIO PAINTはブラシの機能が大変充実しています。

今日は先日作ったオーロラブラシを改良して肌の下塗りに使えるブラシとそのブラシを使って肌に透明感を出す方法をご紹介します。

こんな感じに肌に透明感が出ます。

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そもそも透明感のある肌とはどんなものでしょうか?

透明感がある肌というのは下の血肉が透けている肌です。

つまり透明感のある肌とは実際透明なのです。

(化粧品はこれを疑似的に作り出しています。だから”感”なんですね。)

という事は、下地を赤や青で描いてやりその上から肌色をかぶせれば透明感のある肌を作り出せるという事です。

 

では実際の作画に移ります。

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まず単純に肌色を塗ったレイヤーを用意します。

これは下地とクリッピング用です。

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肌色はこちらの色です。

どんな肌色でも原理は同じですが、最初はブルーベースの明度の高い肌色の方が理屈が分かりやすいと思います。

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肌の赤味をまだらに入れます。

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カラーはこちらの薄いカメリア色を使用しています。

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ブラシはこちら。

ブラシ先端色の変化 色相 60

硬さ 2

間隔 2

これで肌の赤味の強い部分をぺたぺた塗ります。

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レイヤーを重ねて、少し下地を拾うようなブラシで上からもう一度肌色を塗ります。

使用したブラシはこれ

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色は最初のベースの肌色です。

肌色を塗り重ねるブラシはいつも使っているもので構いません。

これで完成です。

と言っても下塗りが終わっただけですが・・・

理屈さえ分かればとても簡単なので、特に肌色にこだわりのある方試して見てくださいね。

 

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